周囲の人との会話で相手の話を聴き返すことが多くなったり、テレビの音量が大きくなるなど気になりだしたら、補聴器の使用を考えてみてはいかがでしょうか。
補聴器は会話が聴き取りにくくなったときに、その人の耳の状態に合わせて調整し、より良く聴くことを可能にする医療機器です。事前に耳の診察や聴こえの検査を行ない、ご自身の耳の状況を知った上で実際に補聴器を装用し、試聴して効果と必要性を判断してみて下さい。
1一般診療・受診・検査
鼓膜、外耳道の状態と聴力検査や言葉の聞き分けの検査結果を総合的に判断し、補聴器の使用が可能、もしくは本人のご希望により補聴器相談のご予約となります。
2補聴器相談予約、今後の流れのご説明
今後の流れなどをご説明します。また、聴覚の身体障害に該当している場合等の申請対応など、制度のご説明も致します。
3補聴器相談、試聴
機種選定のご相談と平行に試聴していただき、調整をしながら体感していただきます。
この外来では医師と認定補聴器技能者が対応いたします。試聴、調整をしていただく期間は、1~2週間に1度補聴器の外来にお越しいただき調整を繰り返します。補聴器が合わない場合など、事情により途中で中止することも可能です。
4購入、調整
試聴期間後、補聴器購入を希望された場合は手続きを行います。認定補聴器技能者が対応し、その後も補聴器、聴こえ方の対応を継続して行います。
5 アフターフォロー
聴こえに変化があった場合は対応いたします。
補聴器装用後は長くても半年に一度程度は、耳の状態と補聴器の点検をお勧めいたします。